カードローンを契約しておけば、もしものときに非常に役立つため、現在多くの人が契約して利用していますし、特に使う予定はないけれど、万が一に備えて契約はしている、という人も大勢います。
ひとえにカードローンと言っても、取り扱っている金融機関は多岐にわたりますし、金融機関によって、申込方法や申込時の注意点などは大きく異なります。
人気の高いカードローンとして、多くの人に利用されている、消費者金融系カードローンと銀行系カードローンについて、具体的な申込方法や申込時の注意点などについて解説をしていきます。
カードローン申込時の重要な前提条件とは!?
それぞれのタイプのカードローン申し込みについて解説をするに先立って、まずはどちらのカードローンにも共通している、重要な前提条件について解説を行っていきます。
・成人していること
カードローン申し込みをするにあたって、欠かせない前提条件の一つが、成人していること、となります。
融資商品の一種であるカードローンは、その他のローン商品と同様に、未成年者の場合には契約ができないという法律が存在しています。
これはどのカードローンにも共通して言えることなので、未成年者がカードローン申し込みをしたいという場合には、成人するまで待つ必要があります。
カードローンが契約できる最小年齢については20歳ということが法律によって決められていますが、契約可能な最高年齢については、特に法律によって決められておらず、こちらは各カードローン商品によって異なります。
一般的に銀行系カードローンの場合は65歳まで、消費者金融系カードローンは74歳までとされているケースが多くなっています。
・安定かつ継続した収入があること
毎月一定額以上の収入があるなど、安定かつ継続した収入があることも、カードローン契約に申し込みを行う上での重要な前提条件となります。
収入に安定性と継続性があることが認められれば、特に正社員として勤務している必要性はなく、パートやアルバイトでも申込可能となっているケースが殆どとなっています。
なお一部の銀行系カードローンの場合は、申込者本人に安定した収入がない場合でも、配偶者に安定した安定かつ継続した収入があれば、契約可能となっています。
消費者金融系カードローンの申込方法と申込時の注意点とは!
前提条件について確認をしたところで、いよいよ具体的な申込方法等について解説をしていきます。
大手消費者金融のカードローンは、自動契約機による申し込みやインターネットによる申し込みなど、様々な申込方法が用意されていますが、今回はインターネットによる申し込みについて解説を行います。
各金融機関の公式サイトに専用の申し込みフォームが設けられているので、この申し込みフォームに必要事項を入力し、データを送信することで申し込みは完了します。
申し込み後は申請内容について審査が行われ、場合によっては職場に在籍確認の電話がかかってくることもあるので、備えておきましょう。
無事に審査をパスしたのであれば、この後は契約完了手続きとローンカードの受取をする必要があるのですが、この時に利用をおすすめしたいのが、自動契約機へ出向いての手続きです。
すでに審査はパスしているので、自動契約機での待ち時間はありませんし、その場で本人確認書類等を提出し、契約を締結させることで、その場でローンカードの受け取りが可能となり、カード受け取り後はすぐに借り入れが可能となります。
なお消費者金融系のカードローン申し込みをする際に特に注意しなければいけない点として申し上げたいのが、利用限度額についてとなります。
消費者金融系カードローンの場合は各金融機関が設定している利用極度額とは別に、総量規制という法律によって借り入れ可能額が制限されています。
総量規制は年収の3分の1を超える借入を制限するという法律であり、消費者金融系カードローンは総量規制の対象のローン商品なので、契約時の利用限度額については、自身の年収の3分の1以内として申請をすることが重要となります。
銀行系カードローンの申込方法と申込時の注意点とは!
次は銀行系カードローンについて解説をしていきます。
銀行系カードローンの場合も、ネット申し込みや店頭窓口での申し込みなど、様々な申込方法が用意されていますが、今回はネット申し込みをした場合についての解説を行っていきます。
各銀行の公式サイトの専用フォームやインターネットバンキングにログインした後、専用のページなどから申し込みを行うことができます。
申し込みを行った後や審査連絡が来るまでの流れについては、消費者金融系カードローンのネット申し込みとほぼ同じですが、審査連絡が来た後の手続きについては、銀行系カードローンの多くは、来店せずにそのままWeb完結で手続きできるケースが多くなっています。
すでにその銀行のキャッシュカードを持っていれば、そのキャッシュカードをそのままローンカードとしても利用できるケースが多くなっていますし、利用限度額が一定額以下であり、インターネットバンキング等から申し込みをした場合には本人確認書類の提出も不要となっているケースも多いので、カードローンの申し込みを行う時点で、その銀行との取引が多ければ、比較的少ない手数でカードローン契約を行うことが出来るのです。
なお銀行系カードローンを申し込む上での注意点として申し上げたいのは、銀行系カードローンの場合、カードローン契約までにその銀行の普通預金口座の開設が必須となっているケースが多い、ということになります。
すでにその銀行の口座を持っていないという場合には、カードローン契約の前に大きな労力と手間がかかることを心に留めておきましょう。
まとめ
消費者金融系カードローンも銀行系カードローンも、どちらもインターネットを利用すれば、いつでも申し込みができますし、どちらも最短で即日融資に対応しているので、急いでいる場合でも速やかな借入が期待できます。
一方で、どちらのカードローンを選ぶかによって、申込時の注意点等が大きく変わってくるので、それぞれのカードローンの違いをよく理解しておくことが重要になります。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。