通勤や通学の際の足として非常に便利なバイクは、年齢や性別に関係なく多くの人が利用している移動手段であると言っても過言ではありません。
バイクを購入するためにはまとまった資金が必要であるために、ローンを組んで購入しようと考える人も多くいるわけですが、借入や再融資がしやすいフリーローンとして有名なカードローンを利用してバイクの購入を行うことは可能なのでしょうか。
バイクの購入にカードローン利用は可能!
最初に結論を申し上げますと、カードローンを利用してお金を借り、その資金を元にバイクを購入することは可能です。
カードローンはフリーローンの一種であり、借りたお金の使いみちは原則自由となっているので、借りたお金をバイクの購入資金に充てることは全く問題ありません。
但し、カードローンで借りたお金を事業資金と利用することは認められていませんので、個人事業主の方が事業用のバイクを購入するための資金として利用することは不可能ということは頭に留めておきましょう。
なお、カードを利用して用途自由の借入ができるサービスとしては、他にクレジットカードキャッシングがありますが、バイクの購入資金としてまとまったお金を借り入れる場合には、クレジットカードキャッシングよりもカードローンの方がお薦めとなります。
クレジットカードキャッシングの場合は、借入金は翌月一括返済が基本ですし、リボ払いを利用した場合でも比較的短期間で完済しなければならないので、毎月の返済負担が重くのしかかります。
一方でカードローンの場合は、まとまったお金を借りた場合でも毎月の返済額は数千円からでOKという商品が多いので、計画的な返済がしやすくなっているのです。
バイク購入にカーローンを利用することも出来る!?
目的別のローンとして有名なカーローン(自動車ローン)ですが、金融機関によっては、カーローンを利用してバイクを購入することも可能となっています。
これについて詳しく解説をしていきます。
カーローンといえば、自動車の購入費用や車検費用など自動車関連費用に借りたお金の使いみちが限られているという制約があるものの、非常にお得な金利で借入ができるというローンになっています。
カーローンで借りたお金は、原則自動車関連費用としか利用できませんが、金融機関によっては、カーローンで借りたお金をバイク購入に充てても良いとしているのです。
具体的には、JAバンクが取り扱っているマイカーローンが該当し、借りたお金をバイク購入やバイク関連費用に充てることができます。
カーローンは申し込み要件がカードローンよりも厳しくなっているケースが少なくなりませんし、契約にかかる手数や時間もカードローンよりかかることが多くなっています。
しかしカードローンよりもより低い金利で借入ができる可能性も高くなっているので、もしも可能であれば、カーローンを利用してみるのもメリットが大きいと考えられます。
おすすめのカーローン商品とは!?
ひとえにカードローンと言っても、各商品によって特徴は様々となっています。
バイク購入資金を調達するのにおすすめとなるカードローンについて解説していきます。
・みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは、メガバンクのカードローンということもあって、高い利用限度額(最高800万円まで借入可能)と低い金利(2017年9月20日現在で年2.0%から年14.0%)が大きな特徴となっています。
加えて利用限度額が800万円までであり、すでにみずほ銀行の口座を持っていれば、ネットからWeb完結で契約ができます。
さらに、みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人が申し込みをした場合には、カードローンの基準金利からさらに年0.5%金利が引き下げられ、よりお得に借り入れをすることができます。
※引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
・SBIネット銀行のミスターカードローン
SBIネット銀行のミスターカードローンは、SBIネット銀行との取引が多くなれば、どんどん借入金利が低くなっていく、という特徴があり、所定の条件を全て満たした場合の最低金利は年0.99%(2016年11月20日現在)と破格の金利条件となっています。
また、利用限度額に目を向けてみても、最高利用限度額は1200万円と非常に高額になっているので、高額な資金を借り入れたいというニーズにもしっかり対応しているのです。
なお、SBIネット銀行ではミスター自動車ローンというカードローンの取り扱いもあり、このカーローンで借りたお金はバイク購入にも利用可能なので、こちらの利用もお薦めとなります。
まとめ
低金利かつ高利用限度額の銀行系カードローンであれば、バイク購入費用をお得に借り入れることができますし、返済計画も立てやすいので、おすすめの資金調達方法と言えます。
また金融機関によっては、カーローンをバイクローンとして利用することも可能となっているので、事前にしっかり下調べを行い、自身にとって最適なローンを選ぶようにすると良いでしょう。

現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。