カードローンは数あるローンの中でも最も利便性・自由度が高く、現代日本において最も多く利用されているローンの1つであると考えて差し支えありません。
一度契約しておけば限度額以内で何度でも借入・追加融資ができますし、コンビニATM等から24時間借入ができるカードローンも多数存在しているほどなのです。
しかし利便性があまりに高すぎるために、ついつカードローンを使いすぎてしまうという問題も多数報告されています。
カードローンの使いすぎによるデメリットや使いすぎを防ぐための具体的な方法、そして使いすぎ防止に最適なカードローン商品等について解説をしていきます。
カードローンの使いすぎによるデメリットとは!?
便利なためについつい使いすぎてしまうことが多いカードローンですが、あまりに使いすぎてしまうと具体的にどのような問題が生じるのかについて解説を行っていきます。
・気が付かないうちに多額の借入をしてしまう恐れがある
カードローンは専用のカードと暗証番号を利用すればATMからいつでもお金を引き出すことができます。
カードと暗証番号を利用してお金を引き出す、という行為はキャッシュカードを利用して自分の預金口座からお金を引き出す行為とよく似ています。
そのために、ついつい自分の預金口座からお金を引き出していると錯覚してしまいがちで、気がつけば利用限度額いっぱいまで借入をしていた、等ということは決して珍しくありません。
自覚がないうちに、多額の負債を抱えてしまい、返済が厳しくなってしまうケースは、カードローン利用者がよく陥ってしまうケースとなっているのです。
・多額の利息を支払うことになる可能が高い!
カードローンは、自動車ローンやブライダルローン等の目的ローンと比較すると比較的高めの金利設定となっているケースが多くなっています。
そのためカードローンを使いすぎてしまった場合、多額の利息を支払うことになってしまう可能性が高いと考えられるのです。
カードローンを初めて利用する人が、大手消費者金融のカードローンに申込をした場合、多くのケースにおいて適用される金利は年18.0%になると考えられます。
2016年11月9日時点での三菱UFJ銀行のスーパー定期預金(預入期間10年)の金利が年0.010%であることを考えると、年18.0%という金利は非常に高いと言わざるを得まません。
加えて言うならば、カードローンの返済方式の多くは、借入元金よりも利息の支払を優先する仕組みの返済方式となっています。
この返済方式のために、カードローンを度々利用して、借り過ぎの状態となってしまっている場合には、毎月の返済額の多くが利息支払いに充当されてしまい、なかなか完済することができない、ということが懸念されるのです。
使いすぎを防ぐための具体策とおすすめのカードローンの紹介!
ここまでカードローンの使いすぎによるデメリットについて解説を行ってきましたが、ここからは使いすぎを防ぐための具体的な方法と、使いすぎを防ぐためのおすすめのカードローンについて解説をしていきます。
・借り過ぎを防ぐ具体策
カードローンの使いすぎを防ぐための具体的な方法としておすすめなのが、利用前にしっかり返済シミュレーションを行っておくこと、そして敢えて低めの限度額でカードローンの契約を行うことが挙げられます。
借入前に返済シミュレーションをしっかり行っておくことことで、お金を借りるという意識が強く働くと考えられますし、返済シミュレーションによって、大まかな返済までにかかる期間や総支払利息について知ることができるので、むやみに借入をしようという心にブレーキがかかると考えられるのです。
また敢えて低めの限度額で契約することは、適用される金利が高めになってしまうというデメリットが考えられますが、高い金利での借入はできるだけしたくないという心の作用が働くと考えられますし、利用限度額が低ければ単純に多額の借り入れができないということにも繋がるのです。
・おすすめのカードローン
ついつい使いすぎを防ぐためにおすすめとなるカードローンが、セブン銀行のカードローンとなります。
セブン銀行のカードローンは、利用限度額が10万円・30万円・50万円と3つのパターンしか無く、最大でも借入額が50万円までなので、気がついたら返しきれないほどの借入をしていた、という事態に陥りにくいと考えられるのです。
またインターネットバンキングやセブン銀行ATMからいつでも任意返済ができるという利点がありますし、特にインターネットバンキングを利用した場合には1円単位での任意返済が可能となっているので、少しでも手持ち資金に余裕が生まれた時には、気軽に任意返済が出来るという特徴があるのです。
まとめ
カードローンは利便性に優れた非常に便利なローン商品ですし、上手に使いこなせば、心強い生活のサポーターとなってくれることが考えられます。
しかし一方で、利用の仕方を誤ってしまうと生活の基盤を大きく崩してしまう原因にもなりかねないので、利用する際にはくれぐれも使いすぎに気をつけましょう。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。