カードローンの元金がなかなか減らないのは何故?早く完済するには!?

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カードローンの元金がなかなか減らないのは何故?早く完済するには!?

カードローンを契約してお金を借り入れ、返済は銀行の預金口座から毎月自動引き落としでコツコツと返済をしている。

返済が開始されてからしばらくした頃、ふとしたきっかけでカードローンの利用残高を確認したところ、思っていたよりも全然利用残高が減っていなくて驚いた。

 

カードローンを利用した頃がある人の多くがこのような経験をしていると言われていますし、これからカードローン利用をしようとしている人の多くがこのような経験をすることが大いに考えられます。

まじめに返済しているのにカードローンの元金が減らないのは何故なのでしょうか。 そのからくりを、カードローンを早く完済するためにはどうしたらよいのか、ということとあわせて解説していきます。

 

カードローンの約定返済について!

グラフ

カードローンを契約した場合には、一定のスパンで、予め定められた一定の金額を定期的に返済していくこととなります。予めルールによって定められたこの定期的な返済を約定返済といい、これがカードローンの返済の核となっています。

約定返済のスパンや返済日、返済方法や返済金額などはカードローンによって異なりますし、同じカードローン商品でも契約内容によって変わってくるのですが、どのカードローン商品でも基本的には、

借入元金の一部+利息=返済金額

となっています。

利息はある時点でまとめて支払うのではなく、毎月一定の金額を支払っている、というのが上記の式からわかると思いますが、これがなかなか利用残高が減らない原因と考えられるのです。

カードローン商品の多くは、返済方法が「残高スライド元利リボルビング式」となっています。この方式の返済方法の特徴は、利用残高に応じて毎月の返済額が変動し、利用残高が多い借入当初は約定返済額の多くが利息の支払に充てられる、という特徴があるのです。

 

残高スライド元利リボルビング式で返済した場合のシミュレーション!

シミュレーション

残高スライド元利リボルビング式についてより詳しい解説を行うため、具体的な数値を用いてシミュレーションを行っていきます。

 

残高スライド元利リボルビング式の返済方法で実質年率は18.0%、返済サイクルは毎月返済、利用残高が10万円超20万円未満の場合の約定返済金額が8千円、という条件で20万円を借り入れた場合、第一回目の約定返済では約定返済金額8千円のうち利息の支払に充てられる分が3千円、元金の返済に充てられる分が5千円となります。

その後返済回数を重ねるごとに利息支払い分の割合は減っていき、完済間際になると返済金額8千円のうちの利息支払い分は僅か数百円程度になります。

毎月の支払の多くが利息の支払に充てられているのならば、利用残高がなかなか減らないのにも合点がいきますね。

 

残高スライド元利リボルビング式の返済を早く終わらせるためには!

 

残高スライド元利リボルビング式で返済をしていく場合、返済が始まった当初は、約定返済金額の多くが利息の支払に充てられてしまうため、なかなか利用残高を減らすことができないことがわかりました。

返済方法が残高スライド元利リボルビング式になっているけれど、利用残高を早く減らして利息の支払の負担を軽減したいという人にお薦めなのが、随時返済を多めに行っていく、ということになります。

随時返済とは、約定返済に追加で行う返済であり、カードローンの利用者が好きなタイミングで任意の金額を返すことの出来る返済方法で、任意返済や繰上げ返済等と呼ばれることもあります。

随時返済の大きな特徴は、返済した金額の100%が元金の返済に充てられるという点にあります。つまり随時返済を行えば行うほど、利用残高は減っていき、早くカードローンの完済が出来るのです。

随時返済を積極的に行えばそれだけ支払利息の負担を減らすことができるので、手元の資金に余裕ができた時には積極的に随時返済を行っていくと良いでしょう。

 

但し随時返済は、約定返済をきっちり行った上で行うのが原則となります。随時返済は無理に行わなくても大きな問題はありませんが、約定返済は怠ってしまうと信用情報に傷がつくことになります。

あくまでも核となっているのは約定返済なので、約定返済や生活に支障のない範囲で随時返済を行っていくように心がけましょう。

 

まとめ

 

真面目にコツコツと返済しているのに、なかなかカードローンの利用残高が減らないという場合には、一度自分の返済方法について確認を行い、可能であれば随時返済を行っていくことをおすすめします。

またカードローン契約を締結する祭には返済方法についてもよく確認しておくことが重要となります。

カードローンの主流な返済方法である「残高スライド元利リボルビング式」は返済当初はなかなか利用残高が減らないという特徴があるので、最初から積極的に利用残高を減らしていきたいという場合には、毎月一定額の元金返済ができる「元金定額リボルビング方式」で返済ができるカードローンを選ぶようにするのがおすすめです。






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