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「カードローンの金利を下げる方法」は基本的には限度額の引き上げしかありません。
しかし、実はこの正攻法の他に「裏ワザ」と呼べる金利引き下げ術があるのです。
「裏」といってももちろん違法なこと・規則に反することは一切しません。
今回は、この知っておいて絶対に損はない「金利を下げる裏ワザ」について紹介していきます。
各金融機関の特別サービス!カードローンの無利息期間のまとめ
カードローンを発行している金融機関の中には「無利息期間」というサービスを行なっているところがあります。
ほとんどの場合、難しい手続きなしでの利用が可能です。
一人でも多くの人に利用してもらいたい各金融機関の工夫といえます。
主なカードローンの無利息期間の情報は以下の通りです。
|
無利息期間 |
期間のカウント開始日 |
適用回数 |
アコム |
30日間 |
初契約日の翌日から |
初回のみ |
プロミス |
30日間※2 |
初借入日の翌日から |
初回のみ |
アイフル |
30日間 |
初契約日の翌日から |
初回のみ |
ノーローン |
7日間 |
借入日の翌日から |
月に1回(※1) |
(2016年11月19日現在)
※1:完済日の翌月以降に限る
※2:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
ほとんどが30日間の中、ノーローンのみが7日間の無利息期間を提供しています。
また、期間のカウント開始日(起算日)については、すべての契約において民法第140条「初日不算入の原則」という法律により規定されています。
つまり、カードローンの契約においては契約(借入)初日は利子が発生せず、当日中に返せば元金のみの返済でOKということです。
この利子の計算は「利子(利息)=返済残高×金利÷365日×利用日数」という式で行われます。
例えば「返済残高が100万円、金利が年15.0%、利用日数が50日間」であれば、利子は「100万円×15%(0.15)÷365日×50日間≒20,548円」となります(以下、便宜上四捨五入)。
ちなみに利子と利息の違いは、借り手からみると利子、貸し手からみると利息です。
常識破りなノーローンのサービス!年間84日も無利息期間がある?
先ほどの表からわかるように、ノーローンは期間だけでなく適用回数が「月に1回(完済日の翌月からまた復活する)」という異色さを持ちます。
これは、毎月7日間の無利息期間を半永久的に使えることを意味します。
7日間というと少し物足りなく感じますが、年間でみると「7日間×12ヶ月=84日間」もの期間、金利が0%になると言えば効果の大きさが分かりやすいのではないでしょうか?
例えば、100万円の借入(年18.0%)を年間84日間の無利息期間を使わなかった場合と、使った場合で利子の差を見てみましょう。
ここでは話をわかりやすくするため、元金は一定(ずっと100万円のまま)と仮定します。
|
利子がかかる期間 |
利子総額 |
実質年利 |
使わなかった場合 |
365日 |
180,000円 |
18.0% |
使った場合 |
281日 |
138,575円 |
13.8575% |
なんと2つの差は41,425円という額です。
実質金利で見ても約25%のカットとなっています。
ごく普段の家庭が年間この金額を節約することの難しさは言うまでもないでしょう。
当たり前ですが、この期間が長いほど差は顕著になっていきます。
例えば、これが5年間続くと「41,425円×5年間分=207,125円」の差となります。
家族で国内旅行にいっても十分お釣りが返ってくるほどの額です。
「どこのカードローンでも金利を25%下げられる」のが紹介する裏ワザです!
ここまでノーローンの無利息期間のすごさを見てきました。
「実質金利が下がるならノーローンを利用してみたい!」という人も多いでしょう。
しかしいよいよ紹介する「金利25%オフの裏ワザ」は、「どこのカードローンでも金利を25%引き下げられる」というところに最大のポイントがあるのです。
まず気を付けることは、無利息期間を再び使う条件である「完済日の翌月以降に限る」の「完済」というワードにあります。
要するに、ノーローンでずっと借入したままだと完済自体が完了しないため、無利息期間が初回のみとなります。
そうすると、この方法は使えません。
そしてノーローンとは別の借入先がもう1つあれば、その金利を25%下げられるのです。
例えば、ノーローン以外のところ(ここではアコムとします)からすでに返済残高50万円(年18.0%)の借入があるとします。
この場合、先ほど計算したように(元金が減らないと仮定したとき)年90,000万円もの利子を取られてしまいます。
このとき金利25%オフの具体的な手順は以下の通りです(①②などは時系列順での順番)。
例として10/1にこの裏ワザを始めたとします。
10/1 |
①ノーローンで50万円借入 |
②アコムで50万円返済 |
10/8(7日間無利息最終日) |
④ノーローンで50万円返済 |
③アコムで50万円借入 |
11/1 |
⑤ノーローンで50万円借入 |
⑥アコムで50万円返済 |
11/8(7日間無利息最終日) |
⑧ノーローンで50万円返済 |
⑦アコムで50万円借入 |
このように、少し手間はかかりますがノーローンとアコムでの借入と返済を繰り返すだけで、金利が25%も下がるのです。
もちろんこの借入・返済を繰り返すことには何にも問題がなく、もちろん違法性もありません。
最大の問題である「手間」をほぼゼロにする方法とは?
先ほどの表を見て「少し面倒だな」と思った人もいるでしょう。
また、提携ATMの中には手数料がかかるものもあり、金利の節約分が相殺されてしまう懸念もあります。
そこで紹介するのがネットバンキングの利用です。
実はノーローンではリアルタイム返済という振込手数料無料の口座振込による返済を導入しています。
これは「三井住友銀行」・「りそな銀行」・「楽天銀行」・「ゆうちょ銀行」などのネットバンキングに対応しています。
また借入にもリアルタイム融資というサービスもあり、これは楽天銀行にのみ対応しています。
なんとこれも24時間365日 振込手数料が無料です。
つまり、ノーローンでは楽天銀行の口座さえ持っていれば「スマホ1つでいつどこにいても借入と返済が手数料無料で可能」ということになります。
これは非常に便利なサービスですので是非利用したいところです。
また、アコムなども同様のネットバンキングサービス(アコムとプロミスは手数料無料)を完備しており、これを活用すれば先ほどの手間をほぼなくすことができます。
スマホを少し触るだけで、こんなに多額の節約ができることは他にはないでしょう。
現状の返済を少しでも楽にしたい方はこの「金利25%オフの裏ワザ」を試してみてはいかがでしょうか。
ただ、現状の借入がノーローンの限度額よりも大きい場合は、すこし効果が低下してしまいます。
この点には注意が必要です。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。