新しく社会人となる際には、新生活も同時にスタートするため、日常生活における様々な面でお金が必要となります。
また社会での人付き合いなどで、飲み会に参加しなければならないことも多く、金欠に頭を悩ませる新社会人は大勢いると考えられます。
金欠時に便利なのが、自由度の高いローンであるカードローンなのですが、勤続年数がゼロの新社会人が申込をしても、審査を通過するのは難しいと考えられます。
果たして新社会人でも契約できるカードローンはあるのでしょうか。
そもそも何故新社会人はカードローン契約がしにくいの?
まずは、そもそも何故新社会人がカードローン契約を締結するのが難しいのか、という点について解説を行っていきます。
新社会人がカードローン契約をし難い理由について、簡単に言ってしまえば、まだ社会人としての勤務実績が乏しく立場が不安定であるために、信用リスクが高いと金融機関が判断するためです。
カードローン審査の際には、収入状況を確認するために前年度の年収を申請させる金融機関が多いのですが、新社会人の場合は、勤務一年目ですから、当然現在の職場での年収の前年度実績がありません。
月収からおおよその年収を判断することは可能ですが、正確な年収を図ることはできませんし、仕事が合わないという理由で早期に退職してしまうことも懸念されるので、社会人一年生に対して融資を行うことは、金融機関にとってハイリスクと考えられる、というわけなのです。
新社会人でも契約可能なカードローンとは?
新社会人は信用リスクが高いということで、多くの金融機関が融資を敬遠する傾向が強いのですが、幾つかの金融機関では、新社会人でも契約可能なカードローンを取り扱っています。
それらの商品について具体的な解説を行っていきます。
・中国ろうきんのマイプラン
労働組合の会員がお得に利用できる金融機関として有名な労働金庫では、労働組合という強力なバックボーンが存在するが故に、新社会人でも非常にお得な金利で、カードローンの契約を締結することができます。
ろうきん(労働金庫)は日本全国の各日あり、中央ろうきんや近畿ろうきん等が取り扱っているカードローン商品であるマイプランは、勤続年数が一年以上なければ原則申込は不可ですが、中国ろうきんのマイプランに関しては勤続年数が一年未満でも申込可能となっています。
マイプランは他社のカードローンよりも圧倒的に最大金利が低く設定されていますし、ろうきんで積立を行うなど契約を増やすことで、比較的簡単に適用金利を下げることができるので、中国地方に住んでいて、労働組合に加入している場合には、ぜひ利用をおすすめします。
・りそな銀行のクイックカードローン
都市銀行が提供するカードローン商品は契約がしにくいのではないか、と考える人は少なく無いでしょうが、りそな銀行が取り扱っているクイックカードローンは、多くの人が契約可能なカードローン商品であり、新社会人でも気軽に申し込みができる商品設計となっています。
りそな銀行のクイックカードローンは、大手銀行系のカードローンとしては珍しく、申し込みの際に年収も勤続年数も不問とされています。
このため、パートやアルバイトでも申し込みができますし、新社会人や転職直後という人でも契約が可能なので、多くの人から支持を得ている商品となっているのです。
・セブン銀行カードローン
セブン銀行カードローンは、本人確認書類も提出不要で契約が可能であり、インターネットから申込手続きをして最短10分で審査結果が出る、という点に大きな特徴とメリットを持つカードローン商品となっています。
申し込み条件として設定されているのは、年齢要件と保証会社であるアコムの保証を受けられること、そしてセブン銀行の普通預金口座を保有していることの3点だけとなっているので、他社のカードローンと比較して気軽な申し込みが可能なカードローンと言えるでしょう。
また全国のセブン銀行ATMが手数料無料で利用できるというのも大きな利点といえますね。
・auじぶん銀行カードローン
安定した収入があること・年齢要件を満たしていること・アコムの保証を受けられること、この3つの条件を満たしていれば、申込は可能なので、こちらも新社会人に人気の高いカードローン商品となっています。
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まとめ
このように、新社会人としてまだ勤続年数が浅い場合でも、契約可能な銀行系カードローンは幾つも存在しています。
カードローンを1つ持っておけば、突発的に現金が必要となった場合でも、スマートに対応することができるので、社会人としていざというときに慌てないためにも、ぜひこれらのカードローンの利用をおすすめします。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。