20歳未満は誰にも知られずにお金を借りることができる?完全解説します!

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20歳未満は誰にも知られずにお金を借りることができる?完全解説します!

「お金には困っていない」という未成年者はほとんどいないでしょう。

欲しいものもやりたいこともたくさんあり、お金が必要ないわけがないのです。

そこでここではみんなが抱える「お金の悩み」の解決策を提示していきます。

今まで借入について何も知らなかった人ほど知って欲しいことがあるので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!

 

そもそも未成年はなぜこんなにも借入がしづらいのか?

なかなか借入ができずに不満な様子

申し込み条件の「満20歳以上」という文字を見飽きた方は多いのではないでしょうか。

なぜこんなに未成年者は借入がしづらいのでしょうか?

その理由のひとつが「民法第5条第2項」の存在です。

 

これは「未成年者の法律行為は原則として法定代理人の同意を得なければならない。

もしこの同意なしで契約が行われた場合、契約そのものを取り消すことができる」という内容の法律です。

簡単にいうと「保護者の同意なしで未成年者がお金を借りた場合、後から法の盾によってその返済義務を放棄することができる」という法律です。

 

カードローンでの借入もこの例にもれません。

「そんな無茶苦茶なことがあっていいのか!?」と思われるかもしれませんが、現に日本の法律としてそう規定されています。

 

この法律の怖さは、契約取消は借入金の全額返済をもっては行われない、つまり使った分の返済はする必要がないというところにあります。

お金を貸す側にとってこれほどリスキーなことはないでしょう。

また、未成年者の収入の少なさからも無担保融資がリスクになることは容易に想像できます。

 

民法第5条第2項での訴訟は現実的には起こしづらい?

 

先ほどみてきたように未成年者にお金を貸すことは一般的にハイリスクだと言えます。

どうしてもこのリスクを回避しつつ貸したい場合は保護者の同意書が必須で、これを手間(時間的リスク)だと感じる金融機関は多いようです。

このため気軽に未成年へ貸付を行うところが少なく、未成年者は借りられる場所を簡単には見つけられないというというのが現状です。

 

しかし、実を言うとリスクの元凶である民法第5条第2項の「契約の取消」というのは現実的ではありません。

たしかにそう規定されてはいますが、これは訴訟を起こされて初めて問題になるので、つまり未成年者への貸付そのものは違反ではないということです。

貸付自体は問題のない行為なので誰に咎めれるわけではありません。

 

要するに訴訟さえ起こされなければ、貸す側として大きな問題ではないことになります。

 

リスクを取らない「守りの経営」なローンについて

 

未成年者がお金を借りようとしてまず思いつくのが親や友達でしょう。

そしてそれが叶わなかった場合、多くの人はTVCMでお馴染みのアコムなどの消費者金融を頼ろうとします。

ただ、これもカードローンの申し込みが満20歳からなので為す術なく諦めるしかありません。

 

しかし、山手線高田馬場駅周辺にはそれこそ探す必要がないほど簡単にローンの看板や広告がみつかります。

この看板によくあるのが「スピード審査」「秘密厳守」「低金利」などの謳い文句です。

ただし「未成年者OK」というものは稀で、これについてはローン側も慎重な姿勢をとっていることが伺えます。

 

たとえば、有名なローン「イーキャンパス」では貸付対象を20歳以上に限定しています。

未成年者には貸付をしていません。

これは先の法律による訴訟リスクや貸し倒れリスクなどを考慮した判断だと思われます。

その他ではマルイの「未成年者は授業費ならOK」、カレッヂの「未成年者は10万円までならOK」、フレンド田の「未成年者は要同意書」と千差万別ですが、やはりリスクヘッジの観点から保護者の同意書を請求されることになります。

契約取消のリスクに対して有名なローンは主にこのような対応をとっています。

 

リスクを取る「攻めの経営」なローンも存在します!

「攻めの」融資をしてくれる様子

しかし、このように慎重な業者が多い中で積極的に「保護者の同意不要で」未成年者への融資を行なっている業者が存在します。

たしかに、このような業者は大手とは違いリターン(利子)を得るためにリスクを背負わなければいけない立場なのでしょう。

ただ、おそらく理由はそれだけではなく「そこまで簡単に訴訟は起こされない」という腹を括った融資だとも考えられるのです。

 

要するに、民法第5条第2項を適用せず(またはそもそも知らず)、真面目に返済をしてくれる人が多いからこそとれる攻めの営業方針だと思われます。

またはそうさせるローン側の工夫があるのかもしれません。

 

ここまでの話から「ならば踏み倒す前提で借入すればいいのではないか?」と悪知恵が働く人もいるでしょうが、これは到底オススメできません。

なぜならば訴訟には弁護士費用などの決して安くないお金と多くの時間がかかるため、費用対効果的にかなり割に合わないからです。

もちろん裁判に絶対はないので勝てる保障すらありません。

もし勝てたとしても、多くのものを失う結果が目に見えます。

 

未成年者にとってのベスト!?キャッシング付きクレジットカードとは?

キャッシング付きクレジットカードのイメージ

さて、ここまで未成年者がお金を借りる方法としてローンについてみてきました。

たしかに一部は保護者の同意書なしで借りられますが、それを行なっている業者は数少なく、多くの方にとって現実的ではありません。

来店必須なら場所的に行けない人も出てきます。

 

そこでオススメするのが「キャッシング付きクレジットカード」です。

もちろん未成年がクレジットカードをつくるには保護者の同意が必須なので、その点は諦めなければいけません。

 

ちなみに、信用情報にキズがつくというリスク(将来ローンが組みづらくなる)ので、なりすましでの申し込みは絶対にやめましょう。

金融機関はプロなので多くの場合すぐにバレてしまいます。

 

たとえば、未成年者(18歳以上の申し込みが)OKのキャッシング付きクレジットカードには「三井住友VISA デビュープラスカード」「エポスカード」があります。

 

金利(リボ払い)

申し込み可能な年齢

三井住友VISA デビュープラスカード

年15.0%

満18〜25歳まで

(高校生は除く)

エポスカード

年15.0%

18歳以上(高校生は除く)

(2016年11月13日時点)

 

リボ払いと2回払いの決定的な違いとは?カードを使う利点と注意点

 

これらのカードは審査によりますがショッピング枠として10〜30万円(内キャッシング枠0〜10万円)の設定にされることが多いです。

これを利用すれば、ショッピングはもちろんのこと数万円のキャッシングの利用が可能となります。

ただし、審査の結果キャッシング枠が0になることもなくはないです。

 

また、金利についてはリボ払いだと年15.0%かかってしまいますが、1〜2回の分割払いだと無料です。

金融機関によりますが、主に2回払いまでは金利がかからない、ということはあまり知られていませんので、この機会にぜひ覚えておいてください。

 

たとえば、5万円のキャッシングでの借入を2回払いにすれば翌月と翌々月(締日により前後する)に2万5千円ずつ返済すればOKです。

カード会社からすれば赤字覚悟のサービスです。

ただし2回払いそのものを取り扱っていない金融機関もありますので、注意が必要です。

 

さらに、クレジットカードを使う利点として将来的にバイクなどのローンを組むときに重要視される信用情報(返済をしっかりする人かどうかの情報)を育てられるというメリットがあります。

逆にいえば、お金の管理が甘い人だとキズをつけてしまう危険性があります。

これについては自己管理ですので、自覚がある人は利用を控えるのも一手でしょう。

 

また、20歳未満の既婚者は未成年者ではなく成人者として扱われることが民法で決まっていますが、借入については金融機関ごとに判断が異なりますので、お気をつけください。

 

 






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