申し込みはキャンセルできる?カードローンの申し込みキャンセルとその影響

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申し込みはキャンセルできる?カードローンの申し込みキャンセルとその影響

最初に結論から言ってしまうとカードローンの申し込みのキャンセルは可能で、信用情報にも大きく影響はしません。

しかし申込先にネガティブなイメージを与えてしまうことは避けられません。

また信用情報に不自然な痕跡を残さないためにも、申し込む前によく考えることが大切と言えます。

 

カードローン、やっぱ使わない…という時は?

カードローンに申し込んだけれど、やはり使わないなと思う様子

念のためにカードローンを申し込んだのはいいけれど、使う予定がなくなってしまった。

ネット上でキャンペーンがあり、入会特典欲しさに申し込んだものの、利用するつもりはない。

このような場合、カードローンの申し込みをキャンセルすることはできるのでしょうか?

 

結論から言うと、キャンセルは可能です。

カードローンを申し込んだ申し込みキャンセルの旨をオペレーターに伝えれば、キャンセルの手続きを始めてもらうことができます。

 

ただし、カードローン発行の手続きが進行中である場合は基本的に途中でキャンセルすることはできません。

審査を通過した後であっても、実際に申込書や本人確認書類などを郵送(インターネット上で契約を行う場合は、書類の写真の送信)することがなければ、申し込みは自動的にキャンセルされるようになっていますが、だからといってキャンセルの連絡は不要であるとは言えません。

連絡無しに申し込みをキャンセルしてしまうということは、多かれ少なかれ金融機関にネガティブなイメージを与えるからです。

信用情報と直接的にリンクしているわけではありませんが、心証を良くするためにも常識としてキャンセルの場合は律儀に連絡を行うようにするとよいでしょう。

 

キャンセルしたからといって、後の審査等に影響するの?

カードの申し込みまでしっかり行なったのに、カードの発行には至らなかった。

あなたがそのカードローンを取り扱う金融機関側だったとしたら、そういった顧客に対してどのようなイメージを抱くでしょうか。

審査に通過したのに、カードローンを利用しなかったのはなぜ?という疑問が生まれますよね。

 

しかしあまり神経質になる必要はありません。

マナーとしてキャンセルの電話を入れさえすれば、信用情報として重要なものになることはないからです。

誰がいつ、どこのカードローンを契約し、どの程度借り入れ、返済を行っていつ解約した、などローンに関わるあらゆる情報は信用情報機関によって最長で約5年間保存されることになっており、どの金融機関もその情報を参照することができますが、キャンセルを行うこと自体はさほど大きな影響は与えません。

 

ただ、申し込みを行なった金融機関自体には記録されるため、のちに再度同じカードローンの審査を受けるということになった場合はその記録が疑問点として挙がり、審査がより厳しくなるという可能性も考えられます。

端的に言えば「またキャンセルするかもしれない」と疑われるかもしれないということです。

 

使わないカードは持っておく?解約する?

使わないカードを解約するべきかどうかの選択のイメージ

前述の通り、申し込み後のキャンセルはそれほど大きな問題ではないため、金融機関に電話してキャンセルを行うことが一番です。

利用しないままカードを持っておくことこそおすすめはできません。

なぜなら返済比率の値に大きな影響を及ぼすからです。

 

返済比率とは返済能力を表す指標で、特に住宅ローンの審査に用いられています。

「全借入の年間合計返済額」を「年収」で割った値が返済比率になりますが、この「全借入の年間合計返済額」にはもちろんカードローンも含まれます。

 

ここで注意したいのが、いくら借り入れたかどうかは問題ではないということです。

この計算においてカードローンは、いくら借り入れたかに関わらず、利用限度額いっぱいまで借り入れたものとして計算されるのです。

 

すなわちここではカードローンは契約してしまえばそれだけで限度額まで利用したとみなされる、ということです。

カードローンを利用する際には、用がなくなったらなるべく早めに解約する、ということを心得ておくといいかもしれません。

返済比率の問題だけでなく、解約してしばらくすれば、あなたのそのカードローンに関する記録は信用情報機関から消去され、いざローンを組まなくてはならなくなった時に審査をよりスムーズに通過することができるからです。

 

他にはどのようなことに気をつけたらいい?

いずれにしても信用情報はとてもデリケートなもので、些細なことに影響を受けてしまうこともあり得ます。

前述したような短期でのカードローン解約や、郵便の受取拒否に至るまで、軽い気持ちで起こしがちのアクションが信用情報と絡んできます。

解約を行う時も同様です。必ず契約にある通りの手続きを踏む必要があります。

 

借金というとどうしても生活に困窮している人たちのためのものというイメージがありますが、多くの人にとって利用不可欠な住宅ローン、自動車ローンなども同じく借金で、信用情報に傷がつくことでそういったローンの審査に通らないという可能性も十分にあります。

また、金融機関によっては悪徳なものもあり、キャンセル時に法外なキャンセル料や違約金を請求されてトラブルに陥る可能性があるため、カードローンを申し込む際にはその金融機関を事前によく調べておくことが大切です。

 

もっとも重要なのは、カードローンは申し込む前によく考える必要があるということです。

カードローンを含めあらゆる金融機関の融資を受ける場合で、信用情報が審査通過の鍵を握ります。信用情報に傷をつけないためには、返済ミスを起こさないなどの基本的なことだけではなく、不自然にとられる行動は極力控えるように努めるのがベストでしょう。

 

 






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