マイナンバーとカードローンの関係は?現状と将来の見通しを完全解説!

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マイナンバーとカードローンの関係は?現状と将来の見通しを完全解説!

みなさんは「マイナンバー」がどういう効力を持っているか知っていますか?

実は、カードローンの審査ではこの力が影響することがあるのです。

そこでここでは、この2つの関係とマイナンバーの今後について完全解説していきます。

 

マイナンバーカード(個人番号カード)とは?一体何が記載されているの?

マイナンバーカードのことが理解できず考える様子

マイナンバーとは「行政の効率化」「公正な社会の実現」「国民の利便性の向上」を目指して国によって作られた本人確認をするための「個人専用番号」です。

この番号は赤ちゃんからご年配の方まで国民ひとりひとりに割り振られています。

もちろんすべての人が異なる番号です。

 

この制度の目的は、たとえば確定申告などの煩雑な手続きを簡易化することにあります。

このマイナンバーが記載されたカードが「マイナンバーカード(個人番号カード)」で、すでにお持ちの方もいるでしょう。

 

このカードには「氏名」「住所」「生年月日」「性別」「顔写真」と「マイナンバー(個人番号)」が掲載されています。

本人確認書類としてよく用いられている、運転免許証には「氏名」「住所」「生年月日」「顔写真」と「運転免許証番号」、健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)には「氏名」「生年月日」「性別」と「住所(手書きの場合あり)」、パスポートには「氏名」「生年月日」「性別」「顔写真」と「住所(手書き)」がそれぞれ記載されています。

 

健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)(一部除く)とパスポートは住所が手書きであるため、カードローンの発行時に限らず住所確認が必須な手続きでは、住民票などの追加提出が要求されることがあります。

 

氏名

住所

生年月日

性別

顔写真

マイナンバーカード

運転免許証

×

健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)

×

パスポート

 

この表をみるとマイナンバーカードは他の3つの本人確認書類よりも多くの項目を持っていることがわかります。

そのため、将来的にはほとんどの手続きで本人確認の用途で運転免許証の上位互換になっていく可能性があります。

 

各金融機関の審査では本人確認書類として何が望まれているのか?

 

現状、カードローンに限らず本人確認書類の定番は「運転免許証」です。

これは、顔写真や住所などの必要なものが完備されているからです。

しかし、すべての人が運転免許証を持っているわけではありません。

 

では、カードローンを発行している金融機関は運転免許証以外ではどのような本人確認書類を望んでいるのでしょうか。

みていきましょう。

たとえば、アコムでは運転免許証の交付を受けていない方はマイナンバーカードなどを用意しなければいけません。

 

さらに公式サイトに注意書きとして「顔写真がない書類は現在の住所が記載されているもの(住民票など)を別途ご用意ください」と記載されていることから個人番号カードを優先して提出してほしいのでしょう。

 

また、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」でも現住所の記載があるものの提示を要求しています。ただし、健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)とパスポートは手書き住所でも認められるようです。

その他の人気なカードローンの本人確認書類は以下の表の通りです。ちなみに、個人番号カードとはマイナンバーカードのことです。

 

本人確認書類

アコム

運転免許証・個人番号カード・その他(顔写真と現住所が確認できる組み合わせ)

プロミス

運転免許証・パスポート・健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)+住民票

アイフル

運転免許証・パスポート・個人番号カード・住民基本台帳カード等

三菱UFJ銀行

運転免許証・健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)・パスポート・個人番号カード、在留カード、特別永住者証明書

三井住友銀行

運転免許証・個人番号カード・パスポート・住民基本台帳カード(顔写真あり)等

(2016年11月12日時点)

 

マイナンバーカードは本人確認書類としての将来性があるのか?

本人確認書類を差し出す様子

先ほどの表から読み取れるように、やはり運転免許証の本人確認書類としての信頼度は高いといえます。

運転免許証を持つ人は基本的に常備しているため、本人確認のときには必ずといっていいほどこれを出します。

そのため、そのありがたさ(本人確認書類としての有用性)を知る機会がなく、持っていない人の苦労(わざわざ住民票を取りに役所へ行く)について何も知らないでしょう。

 

また、冒頭で申し上げた通り、この本人確認書類としての有用性はマイナンバーカードでも代用できます。

むしろ、マイナンバーカードは運転免許証よりも優れています。

しかし、未だにマイナンバーカードに対応していないところが少なからずあり、これが唯一かつ致命的な欠点でしょう。

 

そのため、マイナンバーカードの普及率が将来的に上がれば「本人確認書類は運転免許証かマイナンバーカードのどちらか」になると思われます。

相対的に健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)などはその信頼性が下がるでしょう。

特にカードローンの申し込み時など、信頼度の高い情報が望まれるときはなおさらです。

 

マイナンバーカードは通知カードと住所確認書類などがあればつくることができるので、運転免許証をお持ちでない人は今すぐの手続きをオススメします。

そして、公式サイトでなどで推奨されていれば、カードローンの審査には「健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)など」よりも「マイナンバーカード」を使いましょう。

本人確認が一番確かにできるものを提出することで、審査が有利に働く可能性こそあれ、逆に不利に働く可能性はないからです。






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