住宅ローンや自動車ローンなどの目的ローンと比較すると、カードローンはより気軽に申し込みができる商品設計となっていますし、最近では定職に就いていなくても契約可能な銀行のカードローンは増加傾向にあります。
近年では派遣社員として仕事に従事する社会人も増加傾向にあるわけですが、派遣社員であっても銀行のカードローンの契約は可能なのでしょうか。
おすすめの商品や申込時の注意点等について解説をしていきます。
多くの銀行カードローンが派遣社員の契約申し込みに対応!
一昔前であれば、銀行のカードローンは公務員や正社員でないと契約するのが難しいという実情がありました。
しかし最近では、大手消費者金融のカードローンはもちろんのこと、都市銀行や大手地銀、ネット銀行など殆どの銀行のカードローンが派遣社員のカードローン申し込みに対応しています。
主要な銀行のカードローンの申込要件については、「毎月安定・継続した収入があり、保証会社の保証を受けることができること」とされています。
この要件さえ満たしていれば、派遣社員の契約申し込みはもちろん、パート社員やアルバイト従業員でも申し込みは可とされているのです。
正社員でなくても、銀行のお得な貸付条件のカードローン契約はできる、現在はまさにそんな快適な時代となっているのです。
派遣社員がカードローン申し込みをする際の注意点について!
現代では銀行カードローンの多くが派遣社員でも申し込みができることについては分かりましたが、派遣社員銀行カードローンに申し込みをする場合にはどのような点に気をつけて申し込みをすればよいのでしょうか。
特に勤務先が変わることが多く、外で仕事をすることが多い派遣社員の方が気をつけなければならないのが、在籍確認の電話となります。
カードローン申し込みをした場合、どの金融機関においてもほぼ例外なく、審査の最終ステッフで実施されるのが勤務先への在籍確認の電話です。
この在籍確認の電話はカードローン契約のために欠かすことのできない審査の一つとなっていますから、内勤の電話を受けることが多い人に、事前に取次についてしっかり頼んでおくことをおすすめします。
派遣社員におすすめのカードローン3選!
次に派遣社員の方におすすめとなる具体的な銀行カードローン商品について紹介をしていきます。
・りそな銀行クイックカードローン
りそな銀行では、プレミアムカードローンという商品とクイックカードローンという商品の2種類のカードローンの取り扱いがありますが、より気軽に申し込みができるカードローンとして、利用をおすすめしたいのがクイックカードローンになります。
クイックカードローンは審査の際に、年収や勤続年数が不問という大きなメリットがありますし、他にも来店不要のWeb完結で契約ができたり、審査回答時間が最短で2時間となっているのなどの特徴を持ったカードローン商品となっています。
りそな銀行クイックカードローンは、職を変えたばかりという方や忙しい方でも気軽に申し込みができるカードローンなのです。
・楽天銀行カードローン
楽天銀行カードローンは、ネット銀行のカードローンということで金利の低さが業界でも屈指の低さになっています(2016年11月9日時点で年1.9%〜年14.5%)。
また楽天銀行カードローンは、公式サイトで「パートやアルバイトでも申込可能」と記載があり、様々な職業の人が気軽に申込可能なカードローンとしても有名です。
楽天銀行カードローンは、入会するだけで楽天ポイントがもらえたり、楽天の会員ランクの応じてカードローン審査が優遇されるのなど独自の面白いメリットがあるので、楽天のサービスを普段からよく利用しているという人には特におすすめできるカードローンです。
関連記事:楽天銀行カードローンの審査優遇ある?
・静岡銀行カードローン「セレカ」
静岡銀行のカードローンであるセレカも公式サイトで「派遣社員の申込可」と記載がありますし、お得な貸付条件のカードローンなので、派遣社員の方でも安心して申込・利用ができるカードローンと考えられます。
静岡銀行は静岡県に本拠地を構える地方銀行ですが、セレカは住居地不問のカードローンなので、日本全国から申し込みが可能となっていますし、普通預金口座の開設も不要とされています。
借入や返済はセブン銀行ATMから手数料で行えるので、全国でお得に借り入れができるというメリットもあり、申込と利用がしやすいという利点があります。
但し、派遣社員の方の申込の場合、利用限度額は50万円までとなっている点に注意が必要です。
まとめ
今日では派遣社員の方でも申し込みができる銀行カードローンは多くありますし、都市銀行・ネット銀行・地方銀行とそれぞれの銀行で派遣社員の方が申込可能なカードローンについて紹介を行いました。
今回紹介したカードローン以外にも、派遣社員の方の申込可能なカードローンはいくつも存在しているので、各カードローンの特徴を理解して、自分に合ったカードローン商品の選択を行ってください。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。