現在契約しているカードローンをより便利に使えるようにするため、多くの人がカードローンを契約した後に利用限度額の増額申請を行っているという実情があります。
しかしながら各金融機関は、カードローン契約時に審査を行ったのと同様に、増額申請に対しても審査を行うので、むやみに申込をしても申請が通る可能性は低いと考えられます。
カードローン増額審査通過のポイントについて解説を行っていきます。
そもそもカードローンも増額申請にはどんなメリットがあるの?
カードローンの増額申請における審査通過のポイントについて解説を行うに先立って、まずは増額申請のメリットについて解説をしていきます。
カードローンの増額申請によって得られるメリットとして簡単に頭に浮かぶのが、多くのお金が借り入れ可能となるということになります。
より多くの資金の借り入れが可能となれば、急な資金需要が立て続けに生じた場合、例えば急に立て続けに冠婚葬祭に出席することになった場合などでも、余裕を持って資金調達が出来るなどのメリットが考えられます。
しかし、増額申請によるメリットは単純な借入資金増大だけにとどまらず、適用金利が引き下げられる、メリットも得ることができます。
カードローンの金利は、契約申込時や増額申請に審査を経て決定されるのですが、一般的に利用限度額が高額であればあるほど金利は引き下げられる、という傾向にあります。
つまり増額申請によって利用限度額が増額されれば、それに伴って貸付金利がそれまでよりも引き下げられることが期待できるのです。
ついつい見落としがちではありますが、増額申請がうまく行けば増額申請前よりもお得な金利での借入ができるようになる可能性もあるので、利用限度額が増額されることと合わせて、遥かにカードローンの利便性が向上すると言っても過言ではないのです。
増額申請の申込方法について!
次に増額申請の具体的な方法について確認していきましょう。
まず増額申請の具体的な方法ですが、カードローンを契約している金融機関のサイトへアクセスし、そこからIDとパスワードを入力してマイページへログインします。
マイページの中の項目で「増額」と記載のある項目を選び、後は流れに沿って必要事項を入力していくことで増額申請の申し込みを行うことができます。
なおマイページには「追加融資」などの項目があることがありますが、増額申請と追加融資は別物なので、間違って追加融資等の項目を選択しないように注意をしましょう。
なおインターネットからマイページにアクセスしての申込方法のほかは、金融機関によっては、電話による申込や自動契約機からの申込、店頭窓口からの申込なども可能となっています。
なお増額申請をしたことによって利用限度額が一定額以上となった場合、金融機関によっては源泉徴収票や確定申告書などの収入証明書類の提出を求められることがあるので、収入証明書類が必要になるのかどうかなどの情報は予めしっかり確認しておくことをおすすめします。
増額申請審査通過のポイントについて!
ここからは増額申請の審査を通過するための具体的なポイントについて解説を行っていきます。確実に増額申請審査をパスするためには以下のポイントを抑えておきましょう。
・一定期間を空けて申請する
カードローンの増額申請は、カードローンを契約した直後に行った場合や、増額申請をした直後に再申し込みをした場合などは、審査を通過できないことが多くなっています。
基本的に金融機関では、カードローン契約・増額申請をした後は最低でも6ヶ月は間を空けないと申込ができないと定められていることが多く、前回の申込から6ヶ月が経過していなければ、そもそも申し込みができないというケースも少なくはありません。
増額申請を行う際は契約申し込みや前回の申込から少なくても6ヶ月以上は空けましょう。
・利用実績を積む
カードローンを契約してから度々キャッシングを行うことで、金融機関からは優良顧客とみなされるようになり、増額申請を行った際にも審査を通過しやすくなります。
度々キャッシングをしていれば、金融機関側は、増額をすることでよりカードローンを使ってくれるのではないかと考えますし、金融機関側から見れば、
優良顧客=どんどんお金を貸したい相手
となるので、利用実績がない人よりも増額申請が通りやすいと考えられるのです。
但し注意しなければならないのが、借入金は絶対に延滞せず、真面目に返済をし続ける必要があるということです。
一度でも延滞をしてしまうと、金融機関は、いくら利用実績があっても優良顧客とは見なしてくれないので、増額申請の通貨は非常に厳しいものとなってしまうのです。
まとめ
カードローンは増額申請を行うことで、以前よりも利便性が格段に向上することが見込めるので、カードローンを度々利用しているという人にはぜひ増額申請をおすすめします。
なお増額申請の審査を通過するためには、金融機関からの信頼を得ていることが非常に重要と考えられるので、日頃から借入金の延滞をしない等、金融機関からの信頼を損なわないようにキャッシング利用を続けることが大切になります。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。