九州は熊本県を本拠地とし、質の高いサービスを提供し続けている地方銀行の1つが熊本銀行となります。
地方銀行のカードローンというと、メガバンクなどのカードローンと比較して、審査スピードが遅いのではないかというイメージを持つ人や利用限度額が低いのではないかと考える人も少なくはないでしょうが、熊本銀行が取り扱っているカードローンはメガバンクのカードローンとして遜色のない、好貸付条件のサービスとなっています。
熊本銀行カードローンのメリットやデメリットをついて解説を行っていきます。
熊本銀行カードローンの概要について!
メリットやデメリットについて解説を行う前に、まずは同カードローンの概要について解説を行っていきます。
熊本銀行カードローンは、20歳から69歳までの安定した収入がある人が申込対象者となっていて、毎月安定的かつ継続的な収入があることが認められれば、アルバイト従業員や年金受給者でも申し込みが可能ですし、配偶者に安定・継続した収入がある専業主婦(主夫)の申込も可とされています。
利用限度額は10万円から最高1000万円までと幅広いニーズに対応していますし、金利も年3.0%から年14.5%(2016年11月7日現在)と都市銀行やインターネット銀行のカードローンに匹敵するほどの低金利となっているので、気軽に借入ができるカードローンと言えるでしょう。
なお毎月の約定返済金額についても、比較的少額となっているため、毎月無理のない返済ができます。
例えば10万円借りた場合は毎月の2千円ずつの返済でOKですし、口座からの自動引き落としによる返済となるので、忘れずに毎月2千円ずつ入金するだけで、無理なく返済ができるのです。
熊本銀行カードローンのメリットについて!
熊本銀行カードローンの基本的な情報について確認が済んだところで、次は同サービスの具体的なメリットについて確認をしていきましょう。
熊本銀行カードローンの特徴としてまず挙げられるのが、申込のしやすさになります。
熊本銀行カードローンは年金受給者や専業主婦(主夫)でも申し込みができるカードローンなので、大手消費者金融のカードローン申し込みができなかった人でも申し込みができるというメリットがあります。
また熊本銀行の普通預金口座を保有している人であれば、申込から契約まですべての手続きをWebで済ませることができる、Web完結契約が可能ですし、カードローン申込時に熊本銀行の普通預金口座を保有していない人でももちろん契約は可能となっています。
加えて、熊本銀行カードローンは同行の普通預金口座のキャッシュカードがそのままローンカードとしても利用可能になるという特徴もあるので、すでに熊本銀行の普通預金口座を持っている人には特にメリットが大きいと考えられるでしょう。
また利用限度額が300万円までの契約申し込みであれば、収入証明書類の提出を省いての契約が可能なので、できるだけ手間をかけないでカードローン契約をしたいという人のニーズに応えた契約も可能となっているのです。
熊本銀行カードローンのデメリットについて!
次は同カードローンのデメリットについて確認をしていきましょう。
多くの地方銀行のカードローンがそうであるように、熊本銀行カードローンも申込の際の住居要件などが設定されています。
熊本銀行の普通預金口座を保有している人若しくは住居地か勤務地が九州か山口になければ同カードローンには申し込みができませんし、関東地方などに住んでいる人にとってはこの条件は非常に高いハードルだと考えられるでしょう。
また熊本銀行カードローンは即日融資には対応しておらず、最短ルートで契約した場合でも、借入ができるようになるのは申込から2営業日後なっています。
最近では大手消費者金融のカードローンだけでなく、都市銀行のカードローンやインターネット銀行のカードローンも当然のように即日融資に対応している点を考慮すると、この審査スピードにはやや物足りなさがあると言えるでしょう。
まとめ
熊本銀行カードローンは、利用限度額の高さや金利の低さといった貸付条件面では、地方銀行のカードローン商品であるにもかかわらず、大手銀行のカードローンに引けと取らないほどの好条件となっていますし、熊本銀行の普通預金口座を保有していれば来店不要で契約完結まで行えるので、忙しい人でも気軽に申し込みができるというメリットがあります。
一方で、近畿地方や関東地方など、九州から離れた場所に暮らしている人にはやや申込がし難くなっていますし、即日融資に対応したカードローン商品というわけでもないので、やや利用する人を選んでしまうカードローンであるとも考えられます。
熊本銀行の普通預金口座を保有している人や、山口・九州地方に住んでいる人にとっては特にメリットが大きいカードローンだと言えそうですね。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。