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カードローンや消費者金融の利用者と言うと男性を思い浮かべる方が多く、女性、特に主婦層の利用者も多いというと驚かれる方が居ます。
利用目的として多いのは生活費なので家計を握ることが多い主婦の利用が多いのも当然と言えるのですがこういった偏見はなかなか拭えないものです。
そこで各社は女性が利用しやすいように改良された「レディースローン」を提供しています。
女性向けに改良されたカードローン
レディースローンと言うのは女性専用カードローンの通称です。
具体的なサービス内容は会社によって異なるのですが、基本的には提供しているカードローンに追加サービスを加えたものです。
サービスの内容として一番多いのは、申込みの際などの受付スタッフを全員女性にし、相談しやすいようにした商品が多いです。
他のサービスとしては、消費者金融のアイフルが提供するSuRaLiのように限度額などを抑えた制限版もあります。
全体的には銀行よりも消費者金融が提供していることが多いサービスとなっています。
審査は通常のカードローンと同じ!専業主婦は難しい?
レディースローンは女性が使いやすいように様々な改良がなされていますが、基本的な部分はその会社が提供しているカードローンと同じなので「レディースローンだから審査が変わる・甘くなる」ということはありません。
もちろんSuRaLiのように限度額を落とすなど提供しているカードローンの場合は、契約の内容が異なりますので審査基準も異なります。
ですが通常は利用を断っている専業主婦でもレディースローンなら利用可能、という会社は基本的に存在しないと考えてください。
消費者金融ではレディースローンであっても専業主婦は利用できないと言う場合が多いです。
貸金業法の影響を受けない銀行カードローンでは専業主婦でも利用可能という場合があります。
ただし銀行であっても収入がない専業主婦の利用は不可ということがあるので、専業主婦の方は利用の前にその点はしっかりと確かめるようにしましょう。
具体的にはどんなサービスがある?各社のレディースローンの具体例
それでは各社が次にレディースローンにどのようサービスがあるかを大手消費者金融と銀行の例で解説していきます。
◇プロミス
プロミスではレディースキャッシングとして、女性オペレーターのみが対応する専用ダイヤルを設けています。契約自体は通常のキャッシングと変わりませんが、女性オペレーターのみが対応するので相談などがしやすくなっています。
◇アイフル
アイフルでは、女性向けに限度額を制限したオリジナルカードローンのSuRaLi(スラリ)を提供しています。
通常提供しているカードローンとの違いはオリジナルデザインのローンカードと言うことと限度額が10万円までと少額になっているという点です。
10万円以上の借り入れをしたい場合は専用ダイヤルに申し込む形になります。
またその他にも女性オペレーター専用ダイアルを設置しています。
この他にも中小企業や地方銀行などがレディースローンを提供しています。
サービス内容は様々ですが、一番多いのはプロミスのように女性受付スタッフで対応する事で相談をしやすくしている会社が多いようです。
レディースローンにこだわらずに幅広い選択肢から選ぼう!!
このようにレディースローンと言うのは女性向けに通常のカードローンを改良したものです。
ほとんどの場合は女性オペレーターの対応や機能制限をした商品の提供にとどまっています。
こう言ったレディースローンを提供している会社であっても、通用のカードローンに女性が申し込む事は問題ありません。
またレディースローンを提供していない会社でも、対応スタッフを女性にしてほしいなどの要望については会社として対応できる範囲になりますができる限り聞いてくれることが多いです。
レディースローンは受付スタッフが女性で話をしやすいですが、金利や限度額の部分などそれ以外の部分で魅力を感じなければ、レディースローンにこだわらずに幅広い選択肢から選ぶことをおすすめします。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。