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一般的にはカードローンは必要に迫られて契約するものですが、もしその必要なときを過ぎて、カードローン利用者であることを忘れて放置している場合や「一応作っておくか」と必要に迫られずにカードを作ったために忘れて放置しておいた場合にはどうなってしまうのでしょうか?
この点を解説していきます。
そもそもカードローンとは一体どういったものなのか?
みなさんはカードローンをご存知でしょうか?
カードローンとはローンカードを利用して消費者金融会社・銀行などの金融機関から借入限度額内であれば原則的に何度でもお金を借りることができるものです。
カードローンの借入額は十数万から数百万と言った高額の場合が多く、急に高額なお金が必要となった際にローンカードで銀行のATMやコンビニのキャッシュディスペンサーなどでお金を引き出すことが出来ます。
しかし、カードローンの契約はしているものの実際利用をしたことがない、またはカードローンを利用していたが完済後はずっと利用しておらず放置していると言った方もいるのではないでしょうか?
そんな方のためにこれからカードローンを放置するとどうなるのか、またそのメリットとデメリットも解説していきます。
クレジットカード一体型のローンカードには要注意!
カードローンは契約が簡単なこともありキャッシュカードやクレジットカードにも一体型として付いている場合があります。
おそらく「いざ、急にお金が必要な時に便利」と言う気持ちでカードローンに契約をしているのではないでしょうか。
しかし実際は借入をする機会がないままカードローンの存在自体を忘れてしまい放置してしまっている方は多いかと思います。
そこで契約だけをしているカードローンを放置するとどうなるのでしょうか?
実は契約だけしているカードローンは放置をしていても特にペナルティや手数料が発生することは基本的にはありません。
しかし見えにくいところでメリットとデメリットが存在しています。
ではそれはどう言ったメリット・デメリットなのでしょうか?
カードローンを放置しているだけでメリットがある?
一度カードローンで借入を受けた方にとってはそのまま放置していても、いざお金を再度借りる際に際申し込みの必要がないと言った点では大きなメリットになり得るでしょう。
また銀行によってはキャッシュカードを作る際に一緒にカードローンの契約をすると定期預金の金利を上げてもらえたり、住宅ローンなどの金利を下げてくれると言った大きなメリットが生まれる場合があります。
もしご自身が契約しているカードローンがキャッシュカードと同じ銀行である場合は契約内容を見つめ直し、そう言ったメリットがあるのかどうかを確認すると良いかもしれません。
つまりカードローンを持つことによって借入以外の特典を受けようというわけです。
メリットばかりではない。カードローンを放置するデメリットとは?
実はカードローンで借入をして返済する上で一度でも延滞をしていた方は特に例え完済していても、個人使用情報機関に延滞された情報が多くても5年間は残され、その情報が住宅ローンなどの審査の足かせとなる可能性が高まります。
他にも実はカードローンを放置することのデメリットとして、万が一他社で新たな借入をしたいときにできない場合があります。
それは例え過去に借入をしたことがなくても借入枠をすでに持っていることが考慮されるからです。
昔に契約したカードローンの存在を忘れていると陥るパターンなのではないでしょうか。
今後将来のことを見据え住宅ローンなどを組むことを想定しておき、もし借入の返済の際に一度でも延滞したことのある方は早めにカードローンを放置せずに解約することをお勧めします。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。