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あなたがバイクを買うとき、自らの「目」で見てからにしたいですよね!
たとえお金がなくても、まずは惚れたバイクを見てみたいものです。
そのためには、バイク屋さんに行かなくてはいけません。
ネットで情報を収集し、なるべく家から近いお店を選ぶでしょう。
「欲しいものは手に入れるまでが一番楽しい」などと言いますが、バイクは「まで」も、そして「から」もずっと楽しい趣味でしょう。
知らないとまずい!?バイク屋さんの提携ローンを組むリスクとは?
バイク屋さんに到着して、すぐにお目当のバイク本体を見たとします。
「カッコいい、今すぐ欲しいな・・・」そう思うことでしょう。
ずっと、雑誌やスマホの画面越しにしか見れなかった憧れのものが、まさに目の前にあるのですから。
そして、乗るイメージをしますが、すぐ現実に引き戻されます。
値札の「50.0万円」と書かれていたらどうでしょう? アルバイトしているため、払えなくはないが、やはり一括だとその後の生活がとてもとても苦しくなるでしょう。
さらに車体価格とは別に税金や諸費用でさらに7万円程かかることを知っていまったとします。
「57万円・・・やっぱりローンで分割だよなぁ」
そう思った場合、分割払いが可能かどうかを店員に聞いてみることになるでしょう。
すると多くのバイク屋さんでは「提携のバイクローン」というものを紹介されます。
しかし、ご存知でしょうか?実はこの提携ローンには、一般的なカードローンとは違う隠れたデメリットがあるのです。
それは、ローン完済まで購入者に所有権が無い場合があるということです。
「え? 所有権が無い? 自分が買うのに?」と思う方が多いでしょう。
これは法律上の問題なのですが、ここでは簡単に「所有権が無いとバイクを自由に売れない」とご理解下さい。
ベストは銀行のバイクローン!? 審査は厳しい?
では自分の所有にするためにはどんな選択肢があるのでしょうか。
「銀行のバイクローン」と「カードローン」があります。
結論から言ってしまうと、もし審査に通るならば「銀行のバイクローン」がベストだと言えます。
理由は、単に金利が安いからです。
例えば、三井住友銀行のマイカーローンは年4.475%で借り入れができます。
ちなみにマイカーローンという名前ですが、実は「バイクでもOK!」という銀行が多いのです。意外と知りませんよね。
カードローンもベターな選択? 気になる金利はどのくらい?
一方、「カードローン」はどうでしょうか。
ここでは例として、アコムのカードローンを利用した場合について考えてみましょう。
金利は借り入れの額によりますが、50万円以下の借り入れだと年18.0%です。
バイクローンと比べたら「少し高いかな?」と感じるかもしれません。
借り入れには所定の審査がありますが、銀行のバイクローンと比べれば通りやすい傾向にあります。
アルバイトでの安定した収入があればなおさらでしょう。
さらに最速で当日中の借り入れが可能です。
また、少し審査の難易度は上がりますが、三菱UFJ銀行のバンクイックなどの「銀行系のカードローン」も選択肢のひとつになるでしょう。
さて、ここで「年18.0%って具体的にどれくらいだろう?」という疑問が出てきます。
普段金利を計算する機会がないのですから当たり前ですね。
では、次に具体的な返済額を見ていき、実際にその金利で返済ができそうかどうかを検討していきましょう。
バイクの購入後、返済はこうなる!2つのローンの具体的な比較
ここでは実際にバイクを買うために、ふたつのローンそれぞれで「1年(12回払い)の返済計画で、50万円を借りた場合」
のシミュレートをしてみましょう。
「三井住友銀行のマイカーローン(年4.475%)」
総返済額は512,194円、月々の支払いは42,683円
「アコムのカードローン(年18.0%)」
総返済額は550,068円、月々の支払いは45,839円
ふたつの差は総返済額が37,874円、月々の支払いが3,156円分、アコムのカードローンの方が多いです。
「約4万円の差かぁ、少し高いな」そう思った方もいれば、
「あれ、月3千円しか変わらないのか。カードローンってもっと高いと思ってた!」なんて方もいるかもしれません。
実際に、月4時間だけアルバイトのシフトを増やせば達成できる額です。
もちろん返済期間や借り入れ額を増やせば、負担も増えます。
しかし、しっかりと返済計画を持ち、収入に合った額ならご利用を検討してみるのも良い選択ではないでしょうか。
計画性があればカードローンの利用も損とは限らない!
できれば一括で購入したい。誰だってそうでしょう。
現金一括以外には、一般的に利子が付きます。
特に、若い方は借り入れの経験がない場合が多いです。
それゆえ、ローンについての知識がなく「本当に使っていいのかな?」・「お金借りるのってなんか嫌だ」と悩むことでしょう。
たしかに、計画性のない借り入れや、金利すら知らないまま利用するのはオススメできません。
しかし、いくら利子がかかるかを冷静に判断し、それが自分のバイクを欲しい気持ちに対して「損」なのか「得」なのかを見極めることができるのであれば一概に金額だけでカードローンが損とは言えなくなります。
この点を考えるとカードローンでのバイク購入も十分検討すべきだといえますね。
現在の借入状況から、借り換えによって最大いくらお得になるかを計算してみましょう。
※計算結果はあくまで目安です。計算は現在の借入残高で各商品の最低金利を適用した場合の年間の利息額から算出しています。